執務環境・教育制度
弁護士の成長についての当事務所の考え
当事務所には、多様なバックグラウンドを持つ個性豊かなメンバーが在籍していますが、若手弁護士に対しても、入所後に様々な経験を積む機会を提供するとともに、より良い教育が受けられる環境を整えることに注力しています。当事務所は、所属する弁護士の全員が、少数精鋭のチームの一員として相応しいレベルまで成長できるようサポートを継続し、そのためのコストを惜しむことはありません。
充実した教育環境・研修制度
留学・出向制度
当事務所は、弁護士としてのキャリア形成と人生経験の両面において、留学を通じて海外で生活し、多様な価値観を持つ人々と交流することは、かけがえのない財産になると考えています。そのため、当事務所では、中途採用の弁護士も含め、原則として希望者は全て海外の大学院に留学することが可能です。また、留学先の国や分野も柔軟に選択することができます(例えば、ロースクールではなく、ビジネススクールを選択する等)。また、当事務所との間で協力関係にある海外の法律事務所で実務研修を行うチャンスもあります。
留学に際しては、出願準備のサポートや留学中の学費の負担等についての経済的サポートを行っており、大手法律事務所に比肩する充実した支援を提供しています。
過去の留学の実績は以下のとおりです。
- Duke University School of Law(米国):LL.M. 2名
- UC Berkeley School of Law(米国):LL.M. 1名
- King‘s College London(英国): LL.M. 1名
また、当事務所では、所属弁護士が希望する場合には、民間企業への出向を通じて、ビジネスへの理解を深める機会も提供しています。
メンター制度
当事務所では、若手弁護士の教育の一環として、各アソシエイト弁護士に1名のパートナーを割り当てて、日常的に相談を行うことが可能な体制を取っています。メンターについては、定期的にローテーションさせることで、偏りを避け、若手弁護士が多様な観点からのアドバイスが得られるように工夫しています。
Knowledge Management Meetingの開催
当事務所の専門領域である国内外のM&A、VC投資等においては、高度な知見が要求されるとともに最先端の実務にキャッチアップする必要があります。そのため、それぞれの弁護士が実務を通じて獲得した情報・知識を所内で共有することに努めています。
具体的には、月に2回の頻度でKnowledge Management Meetingを開催し、各自が関心のあるトピックを選んでプレゼンテーションを行い、弁護士と外国法弁護士が参加して自由闊達に議論しています。Knowledge Management Meetingには、若手弁護士の積極的な参加が推奨されており、若手弁護士はこれを通じて国内外の最先端の法律実務を学ぶことができます。
ネイティブスピーカーとの英語レッスン
当事務所では、若手弁護士が英語を話すことへの抵抗感を軽減させるとともに、留学前の英語力向上を図ることを目的として、希望者と外国法弁護士の間でマンツーマンの英語レッスンを実施しています。講師を法律実務に精通する外国法弁護士が務めることで、クライアントとの会議等の具体的な場面を想定した実践的なレッスンが行われています。
また、よりカジュアルな場面で英語を話すことを想定して、月に1回の頻度で、使用言語を英語に限定したランチ会(”English Lunch”)を開催しており、和気あいあいとした雰囲気の中で、より自然な英語を学ぶことのできる機会も提供しています。
外部セミナーへの参加
当事務所では、法律分野に限らず、国内外のM&A、VC投資等に関連する様々な外部セミナーへの参加を奨励しています。また、当事務所の弁護士が主催し又は講師を務めるセミナーについては、若手弁護士にも同行してもらい、セミナーを聴講するとともに議論にも参加してもらうことで、若手弁護士が書籍や文献以外からも情報や知見を獲得できる機会を提供しています。